長年トレードをしていても意外と理解していない方が多いのが「ストップレベル」です。 |
これは指値、逆指値、ストップロス値(SL)、テイクプロフィット値(TP)を入れたり変更したりする際に |
現在レート(Ask,Bid)から〇pips離してくださいよ。というものです。 |
各FX業者の都合から考えると、取引サーバーに対する過大な負荷を抑制する為とも言えます。 |
※すぐに注文変更等のオーダーを入れることができないため。 |
FX,CFD取引を裁量トレードしている方もEAを使ってトレードしている方も、またEAを開発する方も |
「ストップレベル」を知らなかったら、まともな取引や開発はできません。 |
何故トレードに関わる人全ての方が知っておかなければならないか?? |
それは指値、逆指値、ストップロス値(SL)、テイクプロフィット値(TP)を入れられる極限値がわからないからです。 |
よくありがちなのはEA運用時にトレーリングストップが「ストップレベル」内の為にエラーが多発するパターンや |
あるポジションの含み益が乗ってきたのでスマホ等でストップロス値(SL)を変更しようとしても変更できないパターンです。 |
前者は開発者が「ストップレベル」を想定して開発していないから起こります。 |
後者は「ストップレベル」の概念を知らない。またはAskとBidの概念も理解していないから起こります。 |
使い手としてもトレーリングストップが機能していないことに早く気付いて損失を出さないように早々に手を打つことや。 |
適正なストップロス(SL)値を入れられるようにしましょう。 |
では、具体的にはというと下記となります。~~~~ |
ソースはこちらを参考にしています。 |
https://book.mql4.com/appendix/limits |
予約注文の場合のストップレベル
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SL(ストップロス)の場合のストップレベル
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TP(テイクプロフィット)の場合のストップレベル
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※TP(テイクプロフィット)の場合は特殊でわかりにくいです。Buyポジションを持っている場合を例にあげると
ストップレベル0だと、Buyポジションより現在レートが下にあれば、どこにでも入れられるイメージです。
ホントにややこしい。理解しているようで理解していないが3年続いた気がします。
それぐらい難しいです。
でもここを学ぶと、EA開発においての戦略の幅が広がります。
具体的には複数ポジションの一括トレーリングストップや高頻度取引においてのストップレベルぎりぎりに予約注文を入れる等です。
EAの使い手側としては不具合の早期発見や、SLを手動で変更する時等に悩まされずに済むというメリットがあります。